春も訪れる。

 何気なくスーパーに行こうと思ったら、マンションのフロントマン(セキュリティなのか?)に「Enjoy a nice weather!」と笑顔で声をかけられた。最近寒かったしあったかいのなら嬉しいなぁと思ったら、本当にほのぼのいい天気!
 某まりさんだったら「(*´艸`)」*1の顔文字を使いそうなぽかぽか陽気だ。
 ほえほえと幸せ気分で歩いていたら、近所のホテルマンからも「元気か?そうか、今日すばらしく天気だ。Enjoy a nice weather!(←決まり文句なのだろうか)」と声をかけられ、二人してにっこにこ。
 うむ、寒さが綻ぶと人の気持ちをつなげるな。
 ちなみに、こちらのホテルマン……というかドアマンは、お国柄か人なつっこいおじさんが多くて面白い。
 先日このEdgard's Cafe↓

に出かけた時は、仕事中の隣のホテルのドアマンと語り合ったほどだ。
 ただ、この時はどちらかというと私が不審人物だったため、という理由もあるのではないかと推測する。私が興奮のあまりものすごく写真を連写しすぎていたため、「俺の写真も1枚撮ってくれよ」とドアマンが笑いながら声をかけたのが話はじめだからだ。
 ん?何故、このCefeにそれほど興奮していたのかって?
 このどこにでもありそうなカフェ、作家エドガー・アラン・ポーが昔住んでいたところなのだ!そこにあやかって「Edgard's」と名づけたらしい。Upper West Sideの自然史博物館から徒歩で行ける所にあるので、ご都合がつく方は寄って頂くのもいいかもしれない。ホテルマン曰く、観光客もたまに訪れるらしい。
 そりゃそうだ。何の変哲もないフツーのカフェ(特に美味しいわけでもない)だが「エドガー・アラン・ポーが……」と思うだけで結構萌える。

 ちなみに、注文したウィンナーコーヒー。杜撰な作りだが、何となく幸せ。ちょうど持っていた小川洋子で何とか雰囲気を出してみようとしたが、やはり難しい。
 ポーかせめて江戸川乱歩でも用意しておくべきだっただろうか。

*1:某まりさんの多用する顔文字。すごい好き。