素晴らしき休日。

 (本日の日記閲覧には、やや覚悟が必要です。
  写真も多いので、無理そうな方は途中でおやめになることをおすすめします。)
 と、いうことで。
 楽しみにしていたイベントにD氏とともにおでかけしてきた。
 ゲイ・アンド・レズビアン・プライド・パレードin NY!!
 噂には聞いていたものの、本当にもう見事なクオリティ。そしてものすごく皆様楽しそうで見ているだけでニコニコになる。ここまでオープンだと、むしろ気持ちがいい。

 昼過ぎに到着直後、あまりの人混みに唖然。観客が多いのはわかるが、そもそもパレード参加人数が半端ではない。
 そして実際、パレード参加者には老若男女がいる。決して比喩ではない。

 フツウの男性同士や、フツウの女性同士、老人から子供に至る年齢層が幅広く、中には同性愛者を子供に持つ会の父母が行進したりもしていて……その瞬間は色々と考えさせられるものがあった。
 もちろん着飾った女性(男性?)も多い。本来は、タイトルにもあるように、同性愛者の方々が自分たちの権利、市民権の為に主張するパレードのようだが、何というか……むしろパレード参加者の方がとても楽しそう。

 半裸くらいは、むしろフォーマルといえるかもしれない。めかしこむ人々は、基本的に容赦なく原色きらきらでド派手だ。

 ダンスまで踊りだす人もいる(そして、うまい)。

 途中、D氏は実験のため帰宅。
 私はふらふらと色々なところを放浪していたのだが……凄まじい人混みの中でうっかりベストスポットを発見。見知らぬ黒人女性と一緒になって見ていたのだが「あなたはねー、ノリが足りないのよ!」と指導をうけ(初対面の方です!!)、一緒になって奇声をあげたりすることを学ぶ。。
 実際、派手な集団やノリのいい集団の方が観客の喜びようが激しく、受けがいい。特にこの金色集団は……

 拍手喝采の嵐だった。

 一瞬カッコいいと思えてしまったくわえタバコの男性(……だよね?)。

 コノ方の性別とか、何だか段々よくわからない。
 また、このパレード……同性愛者の地位向上のみならず、主義の主張の一環として認知されているらしく、数多くの企業や政治家が一緒になって歩いていた。

 国のアピールから…(何故か私はイスラエルの方々と遭遇することが多い)

 政治家も非常に多い。
 このあたりにくると黒人女性の指導の結果私も慣れてきたのか、奇声を発したり喝采をあげてみたりできるようになってきて、返礼として投げキスを飛ばされるようになってくる。別の女性の政治家とは、握手までしてもらった。
 そして、同時に一層面白いのは、観客の皆様だ。
 多分……人生で最も多く色々な方々(男女・男男・女女)のハグおよびキスシーンをみた時間になったと思われる。気持ちよいまでにオープンなので、そこかしこで恋人同士のふれあいが見受けられるのだ。

 女性同士。

 そして、親切にも人混みに埋もれかけた私(157cmなんてこの国では小人レベルだ。基本的に周囲に埋没する。)を助けてくれたゲイのカップル。その節は、本当にありがとうございました。

 手をつなぐのはもはやデフォルト。

 抱き合って鑑賞するのが楽しいらしい。
 ちなみに、決して珍しい光景ではない。大体5歩歩けば多種多様な恋愛模様と出会ってしまうという事態だった。
 実際、気持ちいいまでのオープンっぷりに何となく頬が緩まざるを得ない。だって皆、本当に元気で明るくポジティブで、何よりも楽しそうだ……!
 色々と仕組みを理解してきたので、来年はもう少し全力で多角的に楽しめそうである。可能ならば、それまでにもう少しいいカメラをゲットしてみたいなと思ったりしている今なのである。
 尚、肌色率が高い今回の日記だが……これでも一番過激な写真の数々は自重した。個人的に、16歳以下の参加・鑑賞だけはさすがに禁止した方がいいような気がするのだが。あははは;。