夜空に大輪を。

 本日、アメリカ建国233周年目の独立記念日
 たくさんの自治体で花火大会が開催されると聞いており、本当に楽しみにしていた。しかも、例年3万発といわれる花火が、今年はヘンリー・ハドソンのハドソン川航海400年を記念して、4万発だという。1万発の違いがわかるとは思えないが、花火好きとしてはやっぱり楽しみで仕方がない。
 どうせなら目の前で見たい、ということでWest Sideのハドソン川まで出張(我が家はEast Sideにあります)。通りすがりのTimes Squareなどはもう……

 どこからどこまでも人の山。
 記念日を祝って、ニコニコで色々な人が笑いあっている。この国の、こういう付き合いのいいところは、最近とても気に入っている。
 花火は夜9時20分からスタート。
 ハドソン川沿いのなかなかいい位置をゲットすることもできて、頬も緩む。本当は屋台も酒のない花火大会とはどんなものだろうと思っていたのだが*1、これはこれで本当に見事なものだった。
 以下、ブレ子と名高い私が、頑張って撮ってみた花火写真。





 目の前に広がる花火は、まさに圧巻の一言に尽きる。
 約30分程度の花火なのだが、本当に惜しげもなく花火を打ち上げるので、気持ちよいほどにすがすがしい時間だった。日本の花火大会のように風情があるというわけではないのだが、とにかくド☆ストレートに花火の美しさが伝わってくる。
 また、隣のアメリカ人青年集団といいほかの観客方といいもう本当に楽しそうで。一緒になって奇声をあげて楽しませてもらったりもしていた。
 花火はやっぱり好きだ、と再確認。とても目と心にいい時間だったので、また来年もお出かけしたいと予定を立てている。
 ひとつだけ、気になるのは……写真の中に移っているこの船。
 たまたま近くにあった船であり、デザインも悪くないので写真に非常によく映り込んでいるのだが……明るい時に撮った写真を見直していて、ふと気づいた。

 ……コレ、米軍の空母……?偶然とはいえ、奇縁もあるものだ;。

*1:NYでは、屋外での飲酒(遊園地やビーチでも)は完全禁止されているのだ。