プライベートな屋上。

 D氏の研究室のボスの招待で、ホームパーティにお邪魔してきた。
 この家、お邪魔するのは3度目だが、何度訪問させて頂いてもそのクオリティの高さに驚く。そもそも、最上階なので部屋に屋上がついているのだが……

 これがプライベートガーデン。
 そもそも一体どう活用するのかすら謎だが、ナチュラルにパーティの際に活用されているあたり空間活用のそもそもの認識の違いを痛感する。去年の夏にウェディングパーティを開いて頂いたのもここになるわけだが、正直、日本人にはかなり難易度の高い使われ方だ。
 ちなみに、毎度おなじみのD氏のラボの主要メンバーなので、実際のところパーティといってもかなりまったりとくつろぎモード。
 ボスはフランス人になので、バゲットやクラッカーとスモークサーモンがアペタイザー、そして山ほどの(今回は6種類)のチーズが出たりもする。同時にシャンパン→白ワイン→赤ワインと進んでいくわけで、チーズもワインも大好きな私にとってかなり楽しいイベントだったりする。
 実は、生粋の偏食家として名高いD氏はチーズも苦手。それを平然とした表情で平らげるのに苦労している様子は、私にとっての密かな楽しみになっている。
 せっかくなので……たまには写真を撮ってみた。

 毎回こんな感じ。
 ボス夫婦を含めてフランス人が5人。スイス人が1人とその奥様の中国人が1人。そうして、日本人が2人というわけだ(D氏と、写真に写っていないが私)。
 国際色豊かといえば豊かだが、フランス率が高すぎてたまにフランス語が混じりだす。こうなると、もう完全にお手上げ状態。ただでさえ、会話には苦労しているというのに、ああ。