懐かしい風景。

 日本滞在中、久々に本郷に出かけた。
 D氏が、某申請書のために元ボスのサインが必要らしく、この方から直筆のサインをもらってくるように頼まれたのだ。大学には馴染みがあれど、研究室などはじめての訪問。気分はかなり「はじめてのおつかい」。

 おなじみ赤門前。
 学会でもあったのか何故かわらわらと歩く人々のほとんどが外国人で首をかしげたが、大学構内が記憶以上に綺麗になっていてむしろそれに驚く。最後に来たのは大学院時代でありそもそもそれほど回数を来たわけではないが、こんなに綺麗だったろうか。時の流れを噛み締める。
 ちなみに、おつかいは無事に完了。
 この元ボスに歓待して頂き、珈琲など頂戴しながらD氏の若かりし頃(?)のエピソードを聞いていたのだが、コレに伴い思い出すことも多く…………なかなかに味わい深かった。久々に食べた学食の定食も美味しく、色々な意味でD氏との懐かしい日々を反芻し堪能した。
 さて、当のD氏だが、現在まさに背後ドラクエ中。
 「よしっ」「だめか!」「ああああ」「むずかしいっ」「げぇぇっ!!!」「何てこったい」「やばい」「失敗っ;」「なぁにぃっ!!!」「よしきたっ!」「何でだぁぁぁぁ!!!」
 聞こえる奇声によって、悲しいほど色々な状況が理解できる今。
 研究には相変わらず没頭しているのでその点は心配ないのだが、多忙な中でドラクエに夢中なので、そろそろ睡眠時間を削りだしそうで今から不安だったりする。
 ………お土産のセレクトを間違えただろうか(遠い目。