実家の春。

 日本の父より、近況報告もかねて春の香りが送られて来ました。
 やはりこういうのは嬉しいもので思わずほっこりせずにはいられません。少しだけ、お裾分けです。

 〜春の便り〜

 空き地に咲く菜の花。

 同じく空き地。誰が植えたか水仙の花。
 非常にいい趣味だと思います。
 さて、家の近所に元お城の跡地でもある小さな公園がひとつあります。手入れがされているというわけでもなく、その面影に少しだけかつてのお城の様子を留める程度。
 自然がそのままの姿であるので、うさぎ(犬)の散歩コースとしては、よく使われているのですが。
 そこでも、桜が咲きました。

 本当にご近所の桜なので、まさに目に浮かぶようです。本当に伸び伸びと咲いているのだろうなぁと。
 中でも、最高にお気に入りな1枚がコチラ。
 
 公園の中にある小さな四阿を撮ったものですが……


 これは絶景かな!(〃∇〃)
 緑と桜のコントラストに、しみじみと見惚れました。

 最後に、思わず血のつながりを感じたエピソードをひとつ。
 桜の写真の説明文にこんなことが書かれていたのです。


 公園の桜(西行本居宣長の感性に共感する。)

 うん、実は私もものすごく共感する………(笑)。
 ひとりで桜をほけーっと見ていると『願わくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月の頃』と西行の歌が毎回頭をよぎる私。父も同じことを感じていたのだなぁと判明し、思わず楽しくなったある日なのでした。